いかすみのひとり言

興味ある事、気になる事の防忘録 450×253

小森江貯水池と浄水場

小森江駅の観光案内板を見ると
『矢筈山キャンプ場(矢筈山保塁)』『小森江子供のもり公園(小森江貯水場)』
こりゃ矢筈山保塁はこの天気じゃ無理っぽいけど
小森江貯水場は行けそうだなと思うも
何故か携帯ナビだと、目印と案内されている門司商業高校が見つからないので
小森江西小学校を目標に移動。
小学校を過ぎて坂を登っていくと、小森江子供のもり公園案内の看板があるので
それに従って行くと公園の駐車場へ着きます
矢筈山キャンプ場は、まだ先ですが離合が難しそうな細い道となっています
今日は行きませんでしたが、ここより徒歩の方がよいかもしれませんね
この時期は堰堤外側の底部にある水門付近には紫陽花の咲いています。

堰堤上部より取水塔が見えます、水を湛えていた頃は2/3位は水中没していたのでしょう

今は公園として整備され遊具や草ソリ遊びができます。
池尻だったところ、はやまがわと書かれています、公園内ではホタルが見れるのでしょうか?


すぐ近くに今は使われていない
小森江浄水場跡がありますが、何かの工事を始めています。


当時、門司は港町と発展はしていくも、井戸水だけでは質の良い上水道の確保が難しく
小森江浄水場は、福福智貯水池からの水を浄化するため明治44年(1911)に建設され
昭和48年(1973)に北九州市内の浄水場の統廃合により、浄水場としての役割は終えたそうです。
さて、22km離れた福智貯水池とは何所なのかな?
小森江貯水池の水を小森江浄水場で浄化していた訳ではなさそうなので
感慨用水か工業用水としての利用だったのでしょうか?

北九州市水道局のサイトに『北九州の水道史』があります
旧五市の水道事業の説明に「漁村であった旧戸畑市は〜」
今の戸畑を見て漁村のイメージは、まったく無いですね。

追記
書籍:北九州市の土木 産業都市のモニュメント 企画・発行 北九州市企画局企画調整部企画課 平成八年 第一版によると
福知山貯水池は1912年(明治45年)に完成
その後、昭和四十八年に完成した、ます渕ダムに水没したそうです。