書籍『昭和39年の北九州と現在の北九州』を見ると
日豊本線のJR小倉工場付近の原町から分岐して安川電機(小倉造兵廠跡)と
今のTOTO北九州工場の近くに十条製紙の工場があり貨物線らしき線路も通っています。
貨物線の跡地は『原町緑道』となり、ここで日豊本線に接続していたと思われます。
交差点を超えると原町東公園となり、今はマンションやショッピングセンターで行き止まりとなりますが
現「安川電機」の工場まで延びていたのでしょう
線路跡を見た覚えはありませんが、以前(10年位前)は空き地やコンクリ塀が残っていたと記憶します。
この道の周辺風景も私の記憶とは大きく変わっていました。
緑道には、ここが貨物線跡地と思わせるようなものは何も残ってはいませんでした。
原町緑道が終わり、病院裏の大手町公園に続きます
公園には、小倉陸軍造兵廠跡の記念碑、給水塔・防空監視哨のレプリカが設置されています。
この辺りに紫川を渡る橋梁があったのですが、それが画像の豊後橋なのかは分かりません
タイミング悪く画像は撮れませんでしたが、潮位が下がると橋梁跡とも思えるものが見えます
十条製紙の工場はゴルフ練習場となっており敷地内に記念碑が建てられています。
線路は、十条製紙工場よりも少し先まで延びていたようですが
そのを思わすものは見つかりませんでした。