いかすみのひとり言

興味ある事、気になる事の防忘録 450×253

世界遺産国際シンポジウム「九州・山口の近代化産業遺産群」における北九州市の役割

シンポジウムの案内ポスターを見るまで、そんな活動が行われていた事を知らなかった
各地域単体では無理があるので広範囲に分散する複数の遺産を
一つの遺産群として世界遺産に登録する手法シリアル・ノミネーションで
萩市から鹿児島市までの6県12市の近代化産業遺産22ヶ所を
世界遺産に登録する為に活動しているそうです。
既に2009年1月時点では、暫定リストに入りしていて今後の活動は更に活発になりそう
パネリストの話では、増え過ぎだとの指摘を一部受けてはいるものの
アジア地域では近代化産業遺産が世界遺産登録にされた例がまだ無く
他の自然・文化遺産より認定される可能性が高いとの事
とは言っても『官営八幡製鐵所旧本社事務所』『同旧鍛冶工場』現役で使用されているものもあり
国内の文化財保護法等調整を必要とする事が山ほどあり、認定申請はもう少し先の話になりそうです
一つ気になるのが、上記の施設以外にも『東田第一高炉跡』『西田岸壁』も含まれており
噂に聞く、新スタジアム建設候補の一つ東田地区に影響があるよな、ないよなどっちなんでしょうね?
計画が一時中断している『マンガミュージアム』『ニューウェーブ北九州』『九州・山口の近代化産業遺産群』と
重工業と公害の街からエコの街、そして漫画・スポーツ・近代化遺産と文化の街と
色々と変遷していく面白そうな時期に北九州に住めてよかったかもしれません。