いかすみのひとり言

興味ある事、気になる事の防忘録 450×253

牛馬慰霊碑 戦争の歴史に刻まれた馬たち

この前を通る時にいつも
家畜=小倉牛の碑と勝手に思っていましたがちゃんとみて見ると
満州事変の頃から徴発され門司港から運び出され
再び日本の地を踏むこと無かった
農耕馬の約百萬頭の鎮魂碑でした。
『望郷』と刻んだ石碑は
満州事変から太平洋戦争に至る間に
全国から徴用され極寒の満州やシベリヤ
灼熱の南方戦線へと各戦地に送りこまれ
再び故国の土を踏む事なかった
約100万頭にも及ぶ農耕馬達へ
心情の代弁かもしれません。
この慰霊碑を知る人少なく
周りに尋ねても知らない人ばかり
私もたまたま立ち寄るまで
戦争の歴史を物語る慰霊碑だとは気が付きませんでした。