西日本新聞5月19日の記事
炭鉱長屋(炭住)をイメージした「炭住ホテル」に滞在し
炭鉱で使われた私製紙幣にちなんで発行される地域振興券「炭券」でお買い物‐。
かつて日本経済を支えた石炭の文化を生かした福岡県筑豊地方のまちづくりプランを
国土交通省九州地方整備局などがまとめた。
炭鉱王の旧邸宅や竪坑(たてこう)櫓(やぐら)などの
「炭鉱遺産」による活性化を模索する同地方の自治体に近く提案し
観光客の呼び込みにつなげたい考えだ。
その翌日に田川市長による
戦前から残る松原炭鉱住宅の月内解体工事開始の発表記事が同紙に載った
あわてて今日現地の見学に行った
現地を見ていると長年ここで生活し三井炭鉱が華やかだった頃を知る
年配の女性の話を聞けた
昨日から新聞社の取材や私のような物好きが訪れているそうだ
私のような部外者は単に残念だと思うけど
周辺に住む方にとっては、防犯・防災上このまま放置同然の状態では心配の種になるし
上記記事のように整備するには多額の金額が必要な上
机上通りに観光客を呼び込めるか懐疑的なようです
確かに各炭鉱遺産は分散している為ツアーバスのように観光コース巡りにするか
駐車場などを整備して自家用車の利用者を呼び込むかしかないようにも思えますね。
裏話的な話で、映画のロケがここで行われた時に
時代考証にそぐわない部分を外したり壊したり
残っている建物同士の部材を二個一にしたりしたそうです。
土壁が露出していますが木板が腐り隙間から日が差し込むためトタンが張られていたそうですが
ロケの際に剥がされたそうです
「衣島炭鉱」で検索しても見つからないこれもロケの際に貼られたものでしょうか?
住宅によってはトイレが居住区内にあったり内風呂だったりしています