いかすみのひとり言

興味ある事、気になる事の防忘録 450×253

未来

子供の頃、石油はあと約30年で無くなると云われていた
ノストラダムスの大予言をかなり信じていた。
お子様向け科学本(今思うと扱っているネタの半分近くはオカルト系)に書いてあった終末ネタ
小惑星の地球激突、大地震、核戦争、人口増
小氷河期(今の温暖化とは反対ですが、当時は温暖期から氷河期に移行の時期なんて説もあった)
それとは反対に21世紀はあれやこれがこんなになって素晴らしいという記事もあったりした訳ですが
恐怖や不安といったネガティブイメージの方が強力で
自分が大人になった頃には明るい未来というイメージはなくて
学校の戦争教育で聞かさされた、戦時中の食糧難等のイメージと重ね合わせていたりした。
ある程度歳をとってくると、おもしろおかしく説かれる終末論には関心も無くなっていった、でも漠然とした不安は残った。
その後1999年も何事もなく2001年になっても宇宙旅行は行けないし(ペプシの懸賞はどうなったのだろう?)
原子力はあいも変らず危険だし、当然アトムもドラえもんいない。
2004年の今、未来は明るいのか?暗いのか?この子達も自分の未来に明るい夢を見るのか、何がしらの不安を持つのか?
不安を持つのは悪いことでは無いとは思う、ただ不安に思うだけでは無力すぎるけど
それを解消する努力はきっと何かの答えを出すだろう。